
企業、プロフィール写真で信頼感を出す方法

会社のWebサイトを作るとき、意外と最後になりがちなのがプロフィール写真です。
「笑顔で明るく」だけではない
会社案内や採用ページ、代表メッセージなど、文章やデザインには時間をかけているのに、
写真だけは「とりあえずここで撮りましょう」となってしまうことがあります。
でも、Webサイトを見た人が最初に受け取る印象は、文章より写真の方が早い。
特に代表者や経営者、スタッフのプロフィール写真は、
その会社がどんな会社なのかを伝える大切な要素だと思っています。
プロフィール撮影というと、
「笑顔でお願いします」
と言われることが多いです。
もちろん、それが正解の会社もあります。
でも、すべての会社が同じような笑顔の写真である必要はありません。
例えば、弁護士と建築家と料理人では、伝えたい印象は違います。
経営者でも、
親しみやすさを伝えたい人もいれば、
強さや決断力を見せたい人もいる。
クリエイティブな会社なら、少し個性的でもいい。
老舗企業なら、積み重ねてきた時間や落ち着きを感じる写真の方が合うかもしれません。

撮影する前に考えたいのは、
「この人を、どう撮るか」よりも、
「この写真で、何を伝えたいか」なんだと思います
背景には意味がある
私たちはプロフィール写真を撮影するとき、必ずしも白やグレーの背景だけで撮るわけではありません。
その人が普段仕事をしている場所で撮ることもあります。
オフィス、工場、ホテル、店舗、建築現場、アトリエ。
背景にその人の仕事が少し見えるだけで、写真から伝わる情報は大きく変わります。
どんな場所で仕事をしているのか。
どんなものに囲まれているのか。
どんな会社をつくっているのか。
人物だけを切り離して撮るより、その人と場所との関係まで写した方がいいこともあります。
光で印象は大きく変わる
同じ人、同じ場所でも、光を変えるだけで印象はかなり変わります。
柔らかい自然光なら、親しみやすく穏やかな印象になる。
光と影を少し強くすれば、意志の強さが出る。
ライティングをきれいに整えすぎない方が、その人らしさが出る場合もあります。
私たちが考えているのは「きれいに撮る」ことだけではありません。
その人、その会社にとって、どんな光が合うのかを考えます。
服装も会社のイメージの一部
「プロフィール写真なのでスーツで」
と決めてしまう必要もないと思います。
もちろん金融、士業、企業経営者など、スーツが自然な場合もあります。
一方で、建築家やデザイナー、アーティストが、普段ほとんど着ないスーツを撮影のためだけに着ると、少し違和感が出ることがあります。
大切なのは、普段着かフォーマルかではなく、
その人らしく見えるか。
そして、
会社が伝えたいイメージと合っているか。
そこを考えることです。
一人だけではなく、会社全体で考える
企業撮影では、代表者だけではなくスタッフを何十人も撮影することがあります。
この場合は、一枚一枚の写真以上に「統一感」が重要になります。
背景、光、構図、目線、色。
全員をまったく同じにする必要はありませんが、並べたときに一つの会社として見えること。
Webサイトで一覧になったときに、会社の空気が伝わること。
プロフィール写真も、企業のビジュアルアイデンティティの一部だと考えています。
写真を撮られるのが苦手でも大丈夫
実際には、
「写真を撮られるのが苦手です」
という方はかなり多いです。
特に経営者や企業の方は、モデルではありません。
カメラの前で自然に振る舞えなくて当たり前です。
だから、撮影する側のコミュニケーションも重要になります。
いきなり「笑ってください」と言うのではなく、少し話をする。
仕事の話を聞く。
立ち方や手の位置を少し変えてみる。
撮影しながら、その人が自然に見える瞬間を探していきます。
プロフィール撮影は、カメラや照明の技術だけで完成するものではないと思っています。
ただ、このプロフィール撮影の時間、いつも時間があまり取られないのです。もう少しだけ余裕を持って時間をとってもらえると、もっと対話が出来て、信頼関係が生まれて、自然な笑顔になったり、余裕が生まれて 素敵な表情になったりします。

信頼感は「その人らしさ」から生まれる
企業プロフィール写真で信頼感を出すために、特別なポーズがあるわけではありません。
高級なスーツを着ればいいわけでもない。
笑顔にすればいいわけでもない。
その人が何をしている人なのか。
どんな会社なのか。
誰に見てもらう写真なのか。
そして、その写真で何を伝えたいのか。
そこから撮影を考えていく。
写真を見た人が、
「この人に会ってみたい」
「この会社なら相談してみたい」
と少しでも感じる。
企業プロフィール写真に必要な「信頼感」は、そういうところから生まれるのではないかと思っています。
LS STUDIOでは京都を拠点に、
企業経営者、役員、スタッフ、クリエイターなどのプロフィール撮影を行っています。
Webサイト、会社案内、採用、広報、広告など、写真が実際にどのように使われるのかまで考えながら、企業やブランドに合わせた撮影をご提案しています。
