
京都のホテル、ゲストハウス、民泊など撮影で重要な「光」の考え方

京都でホテルを撮影していると、改めて「光」が大切だと感じます。
特に京都のホテルや旅館には、自然光、庭、障子、格子、木、石など、光によって表情が変わる空間が多くあります。
だから私たちは、明るく撮ればいいとは考えていません。
朝と夕方では同じ部屋でも違う
東向きの客室なら朝。
西側のラウンジなら夕方。
庭があるなら、庭の光がきれいになる時間。
外観なら日没前後。
ホテル全体を一日で撮影する場合でも、場所ごとに光のいい時間を考えながら撮影順を組みます。

暗さを残すこともある
高級ホテルでは、すべてを明るく見せることが正解ではない場合があります。
少し暗い。
奥に光がある。
影の中に素材が見える。
そういう光の方が、その空間の静けさや上質さを伝えられることもあります。
京都らしさを作りすぎない
京都だからといって、すべてを「和風」に撮る必要もありません。
重要なのは、そのホテルがどのように京都という場所を解釈しているのか。
庭なのか。
素材なのか。
建築なのか。
光なのか。
そのホテル独自の京都との関係を見つけて撮影することだと思っています。
写真は空間を説明するだけではありません。
光を通して、その場所で過ごす時間まで想像してもらう。
京都のホテル撮影では、それを大切にしています。
