
ホテル撮影を依頼する前に知っておきたい5つのこと

京都には、ラグジュアリーホテルから町家を改装した小さな宿まで、本当にさまざまな宿泊施設があります。
ホテルの撮影依頼をいただくとき、最初によく聞かれるのが、
「何時間くらいあれば撮影できますか?」「ざっくりいくらですか?」
という質問です。
もちろん規模にもよりますが、ホテル撮影は単純に部屋数だけで撮影時間を決められるものではありません。
これまで多くのホテルを撮影してきて感じる、撮影前に考えておきたい5つのことを書いてみます。

1. 何を撮るかより、何に使うか
最初に確認したいのは写真の使用目的です。
公式Webサイトなのか、予約サイトなのか、広告なのか、SNSなのか。
同じ客室でも、用途によって必要な写真は変わります。サイズ 4:3 16:9 1:1
部屋全体を正確に見せる写真も必要ですし、ベッドサイドの光や素材の質感など「ここに泊まりたい」と感じてもらうイメージ写真も必要です。
LS STUDIOでは、竣工写真とホテルの広告・イメージ写真は違うものとして考えています。

2. ホテル撮影では時間帯が重要
ホテルは一日中、同じ表情ではありません。
朝の客室。
昼の自然光。
夕方のラウンジ。
日没後の外観。
レストランの夜の照明。
特に京都は、自然光をうまく取り入れたホテルや旅館が多く、時間によって空間の印象が大きく変わります。
撮影場所だけではなく「何時にどこを撮るか」まで事前に考えておくことが大切です。

3. 広角写真だけではホテルの魅力は伝わらない
客室を広く見せたいので、広角レンズはもちろん使います。
ただ、すべてを広角で撮ると、施設紹介の写真だけになってしまいます。
家具、アメニティ、光、料理、素材、アート。
少しレンズを変えて、そのホテルらしさを切り取る。
私たちは、このイメージ撮影もかなり大切にしています。

4. 人を入れるかどうか
ホテル写真にモデルを入れると「空間」から「体験」に変わります。
窓辺で過ごす。
レストランで食事をする。
庭を歩く。
ホテルのWebサイトを見る人が、自分がそこにいる姿を想像できるようになります。
建築写真だけでいいのか、モデル撮影まで必要なのか。
これも撮影前に考えておきたいポイントです。

5. 写真の統一感
客室、レストラン、外観、料理、人物。
それぞれを別々に考えるのではなく、最終的にWebサイトや広告で並んだときに、一つのホテルとして見えることが大切です。
色、光、構図、空気感。
写真一枚ではなく、写真全体でホテルのブランドを作る。
ホテル撮影では、そこまで考えて撮影することが重要だと思っています。
LS STUDIOは京都を拠点に、ホテルの竣工写真、建築・インテリア撮影、料理、モデル、広告ビジュアル、動画まで対応しています。
ホテルを「記録する」のではなく、
そこに泊まる体験まで伝える。
そんなホテル撮影を目指しています。
